健康の基本『鼻呼吸』、できていますか?

皆さんは、無意識の時、鼻と口のどちらで呼吸をしていますか?

口は、物を食べたり、しゃべったりする器官。
日本人に多いと言われる口呼吸は、冷たく乾燥した空気が入り込むため、殺菌の役割を持つはずの唾液が乾燥してしまい、
細菌やウイルスがほぼ100%体内へ取り込まれてしまうという無防備な呼吸法です。

一方の優れた防御システムを持つ鼻呼吸。鼻は、温度調節や加湿機能・空気清浄機能を合わせ持つ呼吸器です。
フィルター効果で花粉やほこりなどをブロックしてくれるほか、細菌やウイルスまでも絡めて取るような仕組みで、
約70%がカットされると言われています。風邪を引きにくいのは、このためです。

口呼吸の習慣化は、歯周病のリスクを高め、睡眠障害・慢性疲労など、体に悪影響を及ぼします。
ぜひ毎日の健康法として、鼻呼吸を心がけましょう!