『手のひら冷却』で熱中症予防!

高温多湿な環境や活動などにより深部体温(体の中心部の体温)が上昇し、その熱をうまく外に逃がすことができずに生じる熱中症。
その予防に不可欠なのが水分補給ですが、それと並ぶほど大切なのが体を冷やすことです。

そこで、いつでも簡単にできて、効果的な手のひら冷却をご紹介します。

手のひらには、体温調節の役割を担う血管があります。この血管は普段は閉じていますが、体温が上がると開通して一度に多くの血液を流して、手のひらから熱を逃がし、冷やされた血液が体に流れ、体温を下げます。

手のひら冷却は、手のひらの血管を通る血液を冷やすことで、冷えた血液が全身を循環するので、深部体温が下がり、熱中症予防効果が期待できます。

また、足の裏や頬にも同様の血管があるので、その部位を冷やすのも効果的です。

【冷やし方】
 ・洗面器に10~15℃程度の水を張り、5~10分間手をつける
 ・冷たいペットボトルを握る
 ・手のひらを流水で15秒ほど冷やす
 ・保冷剤をハンカチ等で包み握る

ひんやりして気持ちがいいと感じる程度が最適♪♪♪
※冷やし過ぎは禁物です。氷など冷た過ぎると逆に血管が収縮して、熱が発散しにくくなるので気をつけましょう!

これからの暑い時期、ぜひお試しください。