必須脂肪酸とは、体内ではつくられず、食物から摂る必要がある栄養素です。
油は、太る、健康に悪いというイメージですが、必須脂肪酸のオメガ3とオメガ６は、健康維持に密接に関わる『体に良い油』なのです。
特にオメガ３は、細胞の活性化や血管・神経細胞をしなやかにするなどの健康効果が期待できます。
しかし、欧米型の食事が増えた現代の食生活では、オメガ6が過剰になる傾向にあります。オメガ6の摂り過ぎは、動脈硬化や心疾患などの病気のリスクを高めるので、バランスよく摂取することが重要となります！
理想のバランスは『オメガ3：オメガ6＝１：2』
- オメガ3を多く含む食品は、魚介類（サバ・イワシ・マグロ・サーモン・ウナギ・カキなど）、えごま油、アマニ油など
- オメガ６を多く含む食品は、肉類《特に鶏や豚》・卵・マヨネーズ・アボカド・ナッツ類・サラダ油・ごま油など
※オメガ9の代表格のオリーブオイルは、体内で作られる脂肪酸ですので、適度に摂り入れましょう。
理想のバランスをめざすポイント
➀加工品や外食の頻度を減らし、魚を積極的に摂ること
②オメガ3を多く含む食品を積極的に摂ること
健康や美容のためにも必須脂肪酸をバランスよく摂取しましょう！
