私たちの身体を支える骨は、何歳になっても生まれ変わることをご存知でしょうか？
肌のターンオーバーと同様に骨も絶えず新陳代謝を繰り返しています。
骨は、ビルの構造とよく似ていて、丈夫な鉄筋（コラーゲン）にしっかりとコンクリート（カルシウム）がくっついて強くなります。コラーゲンの結合が不規則になると、骨の弾力性が弱くなり、骨折しやすくなります。
また、骨の生まれ変わりに重要な役割を果たすのが「破骨細胞」と「骨芽細胞」。
破骨細胞が古い骨を壊し、骨芽細胞が新しい骨を作ります。
この2つの細胞がバランスよく働くことで、健康な骨に生まれ変わります。しかし女性は、加齢やホルモンの乱れ、運動不足などの影響で破骨細胞の活動が活発になりやすく、バランスが崩れると骨がもろくなり、骨粗しょう症の可能性が高まります。
骨の新陳代謝を上げるための重要なポイントは、骨への適度な刺激です。骨芽細胞は、刺激を受けることで活性化されるので、運動などで骨に重力や圧力がかかると、骨の生まれ変わりがスムーズになります。
食事はもちろんのこと、骨に負荷をかけることを意識した適度な運動や生活で強い骨を保ちましょう！
