食後のだるさや眠気は、もしかして糖質疲労?

糖質疲労とは、食後しばらくして急な眠気やけだるさを感じたり、集中力が途切れたりする状態のことです。

その原因は、食事による血糖値の変動によるもので、通常血糖値は、食後上昇しますが、ご飯や甘いものなど糖質を摂り過ぎると正常範囲を大幅に超えることがあり、これが糖質疲労の引き金になります。

血糖値が急上昇すると、それを抑え込もうと大量のインスリンが分泌されますが、これにより急激に血糖値が低下して、強い眠気が起こるなど様々な不調を招くようです。

そこで、おすすめの糖質疲労改善法
①白米・うどん・パンなどの炭水化物の量を少し抑えたり、血糖値の上昇がゆるやかな低GI食品(玄米・雑穀米・そば・全粒粉パンなど)を摂る
②たんぱく質、脂質、食物繊維を摂り入れたバランスの良い食事を心がける
③野菜⇒たんぱく質⇒炭水化物の順番に食べる
④ゆっくりよく噛んで食べる
⑤毎日のみそ汁を習慣にする

糖は、インスリンの働きにより筋肉や脂肪細胞などへと運ばれ、血糖値が高くなり過ぎないようコントロールされています。しかし、高血糖の状態を繰り返すと、インスリンの分泌が減り血糖値が上がりやすくなってしまいます。糖質の過剰摂取による血糖値の急激な変動や高血糖を放置していると、糖尿病やさまざまな生活習慣病を発症する可能性が高まります。

まずは食生活の見直しから始めてみましょう!