果糖太りに要注意!

お正月明けて太ってしまったという方、脂肪の蓄積が気になるという方必見!

実は、その原因は、脂質と糖質の過剰摂取だけでなく、意識せずに摂っている果糖にもあります。

果糖は、果物や蜂蜜などに含まれる糖質です。ドレッシングやめんつゆなど身近な食品にもたくさん含まれ、清涼飲料水や乳飲料、冷菓類などに使われる異性化糖にも含まれています。

ごはんやパンにはブドウ糖が含まれていますが、果糖とブドウ糖は、代謝経路が全く異なります。

脳の唯一のエネルギー源と言われるブドウ糖は、全身で細胞を活性化するエネルギーとなり、空腹感が減り満腹感が得られます。

一方の果糖は、多くが肝臓で代謝されるため、血糖値には影響しませんが、満腹感を得にくく、過剰に摂ると脂肪として蓄積され、肥満のリスクが高まります。

果物は、ビタミンやミネラルが豊富で、食物繊維などの作用により、ゆっくり吸収されますが、摂り過ぎには注意が必要です。

果糖太りを防ぐには、甘いお酒やジュースを飲み過ぎないこと、食品のラベルをチェックして必要以上に摂り過ぎないこと。また、砂糖は、ブドウ糖と果糖でできているので、使用量を控えめにするなど、心がけることが大切です。